私たちは自分の外側に目を向けがちです。
当たり前といえばその通りなのですが・・・
もっと外側について理解を深めるにはまず自分の内面に目を向け、自分の本質と向き合い知ることが大切な事ではないかと思うのです。
内面を知り、理解を深めれば、おのずと外に目を向けた時の物事のとらえ方が変化したり、より良く理解することができるのではないでしょうか?
他者を愛するにはまず自分を愛しなさいという言葉を良く聞きますがそれと同じ事です。
他人を知りより良い関係にしたいと思うのなら、まず自分を知ることから始めればいいということですね。
では具体的に自分を知るには何をすれば良いのか?
それは簡単なことで自分に対して問いかけをしてみれば良いのです。
問いかける対象はなんでもかまいません。とにかくやって試してみることが大切で、「自分はAという物が好きだ」ではそれは何故か?「Aの……なところが気に入っているからだ」、何故気に入っているのか……?
ある場面で自分がとった行動について、何故そうしたのか、理由とそれにいたる思考の過程、そしてそれを導き出した心理状態、五感で感じたこと……
これらについて過去の経験や持っている知識などを用いて考え分析する。
自分への問いかけを重ねていく事で、普段の生活ではあまり意識することのなかった、心の状態や自分の再発見と再認識が出来るはずです。
ここで重要なのが客観的な視点です。
普段の自分の視点から一歩引いて考えるということです。
主観的な視点を全て捨て去って考えることは出来ないかも知れませんが、すこしでも客観的に近づけて考えることを心がけてみてください。
自己分析と自己理解を重ね自分と向き合う事、カウンセラーはこれを常に要求されているわけですが、心の病というようなものが一般に広く知られ、また多くの方が心に問題を抱える今日では、カウンセラーだけではなく、全ての人に必要な事なのではないのか思うのです。
自分の内側にある心とそれに降り積もったストレスに目を向けることで、現代社会で健康を維持し、他者とより良い関係を築くことに役立つと思います。
「自分は何をするべきなのか?」それは知ることから始まるのではないでしょうか?